ちょっと寒い朝に…
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ちょっと寒い朝のこと…
中央ネパールの、マナスル山群の奥深くへ、旅をしていました。
マナスルのルートは、外国人には、滅多に会うことがありません。
僕は、さらにその外れた、古い交易路をたどっていました。
冬の始まりだというのに、半袖にショートパンツの少年二人が、こちらに歩いてきました。
気温は、氷点下。
手をこすりながら、少年たちは歩いてきます。
「これから学校なの?」
声をかけてみました。
「ちがうよ、畑へ行って、ひと仕事してくるんだ。学校は、そのあとにいくよ」
「お茶をいれるから、寒いんで、飲んでいきなよ」
道ばたで、お茶を誘いました。
少年たちは…
「じゃあ 僕たちは、まきを拾ってくるよ」
手際よく、10分くらいで、ものすごい量の薪を集めてきました。
古い交易路に、車座になって、たき火です。
ブラックティーをすすりながら、少年たちと、井戸端会議。
ヒマラヤの旅の楽しいひとときでした。
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