「氷の回廊」 ノートブック 9
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木のノートに、泥のインク、そしてヤナギの枝を削ったペン。
リンシェ村の学校で、子供たちは、勉強しながら、村の外の世界を想像していました。
生徒の中で、隣村より遠くの街へいったことのある子は、ほとんどいません。
ヒマラヤの奥深くに位置していて、外の世界からも、遠い、遠い、リンシェ村。
子供たちは、学校の先生の話の中に登場する。ラダックの街レーや、デリー、アメリカや、日本など…
想像の中で、子供たちの、希望が、膨らんでゆくのでしょうか…
僕が、もし、この村で、生まれ育ったのなら、やはり、外の世界に、ものすごい、あこがれを抱いていたと思います。
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